7月のソウルは非常に厳しい暑さで、観測開始以来、過去最高記録を更新し猛暑が続いているようです。

2025年7月 ソウルの猛暑動向
🌡️ 気温記録
- 7月8日(火)午後3時すぎ、ソウルの気温は 37.7 °C(一部報道で37.8 °C)に達し、1908年の観測開始以来、7月上旬としては過去最高を記録しました。これは1939年7月9日に観測された36.8 °Cを上回るものです。
- 空気は非常に湿気を帯びており、22日連続で熱帯夜(最低気温が25 °C以上)が続くという新記録も出ています。中でも最低夜間気温が 29.3 °C という日もありました。
🌧️ 大雨と熱波の共存
同時に、モンスーン(長雨)の影響で7月はソウルで年間雨量の 約414 mm に相当する降水が記録され、気温と湿度の高い状態が続いています。
7月16日以降、韓国中部を中心に集中豪雨が発生し、洪水や土砂崩れで少なくとも17名が死亡、1万人以上が避難する災害が起きました。特に京畿道の加平では甚大な被害が発生しました。
熱波警報制度について
- 熱中症警報(Heat wave warning)
日中の見かけ気温(体感温度)が連続2日間以上35℃以上、または熱による重大被害が懸念される場合に発令されます。
また、体感温度が33℃以上で「警報」基準(35℃)に届かない場合は、「注意報」が出されます。
🗓️ 2025年7月の主な発令状況
- 7月7日:ソウルおよび首都圏に初の熱波注意報が発令。これは前年より18日早い発令でした。
- 7月24日午前10時:ソウル市全域を含む複数地域で熱波警報に格上げされました。予想体感温度は35℃前後、複数都市で最高気温36℃に達し、熱波の本格化を受けた対応です。
- 7月25日:全国で多くの地域が警報対象となり、総務部は国家危機級アラート・CDSCHレベル1を発動。180地域以上(183の指定地域中98%以上)で警報または注意報が出されました。
📌 当時の状況と影響
- 発症件数・死者数
韓国疾病管理庁の統計によると、2025年5月20日〜7月25日の期間で熱関連の救急搬送件数は約2,200件超、死者は11人と前年同期の約3倍に。地域別では京畿道・忠清南道・慶尚北道などで発生報告あり、ソウルでも複数発生。 - 記録的な気温
7月8日には、ソウルで37.1℃を観測し(史上7月最高)、京畿道パジュや光明などでは40℃超の地点も出現しました。
7月後半にはさらに気温が上昇し、複数地域で37〜38℃となり、猛暑アラートは7月25日時点で最高レベルへ引き上げられました。

まとめ
項目 | 内容 |
熱波警報基準 | 体感温度35℃以上が2日以上続く場合など |
注意報基準 | 体感温度33℃以上、35℃には届かない程度 |
主な発令日 | 7/7:注意報発令⇒7/24:警報へ格上げ⇒7/25:国家レベル緊急対応に |
死亡・搬送件数 | 熱関連搬送約2200件超、死亡11人(5/20~7/25) |
最高記録気温 | ソウル37.1℃、京畿道等で40℃超えの地域も |
気象要因 | 早期終了の梅雨、二重高気圧、湿熱風、都市ヒートアイランド等 |
🧊 予防・対策のポイント
電力需給のリスク管理
猛暑による電力需要ピークに対応、停電や火災のリスク管理が呼びかけられました。
高齢者・子ども・屋外作業者は特に注意
冷房設備・ミスト・日陰・休憩などの環境整備が重要。
公共の冷却センターや政府の熱中症対策が展開
冷房施設やミスト、飲料提供などの支援拡充が行われました。

ソウル:熱帯夜 22日連続の記録(2025年7月)
2025年7月上旬から中旬にかけて、ソウルでは最低気温が25℃を下回らない熱帯夜が22日間連続で続きました。
そのうち、7月29日には最低気温が29.3 ℃に達し、市内で7月としての過去最高の夜間温度を記録しました。
他年との比較(過去事例)
しかし2018年の方が連続日数としては長いため、2025年の22日連続の熱帯夜は歴代上位の記録ということになります 。
2018年には、ソウルで熱帯夜が26日連続発生し、当時の観測記録において最長期間でした。
韓国旅行の際は現地の韓国気象庁が発表する警報や注意報を随時チェックして外出のタイミングや休養場所を工夫して熱中症を避けて楽しく健康的にお過ごしください!

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